櫻井　一成

文理学部　哲学科助教

研究者情報

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  • プロフィール

    美学, 芸術学, 倫理学, 実存の美学, 美や芸術とよく生きることの結びつきを（関係しないという可能性も含めて）多角的に考えています。芸術の実存的意義や教育的意義が関心の中心ですが、最近では芸術作品をつくることと、人生や人間をつくることの相違に関心をもっています。またそうしたなかで、「美容」や「ルッキズム」にも興味を持つようになりました。

学位

  • 博士（文学）, 東京大学大学院, 2022年10月

研究キーワード

  • 美学、実存の美学、美的教育、芸術教育、物語的アイデンティティ、美容行為

研究分野

  • 人文・社会, 哲学、倫理学
  • 人文・社会, 美学、芸術論

経歴

  • 2020年04月 - 現在
    東京藝術大学, 非常勤講師
  • 2019年04月 - 現在
    東京女子大学, 非常勤講師
  • 2016年04月 - 現在
    立教大学, 非常勤講師
  • 2022年04月 - 2025年03月
    日本大学, 文理学部, 助教
  • 2020年04月 - 2022年03月
    東京大学, 美学芸術学研究室, 教務補佐員
  • 2018年04月 - 2022年03月
    國學院大学, 非常勤講師
  • 2017年04月 - 2022年03月
    日本大学, 文理学部, 非常勤講師
  • 2016年04月 - 2019年03月
    日本学術振興会, 特別研究員 PD （日本女子大学）
  • 2016年04月 - 2017年03月
    多摩美術大学, 非常勤講師

学歴

  • 東京大学, 文学部, 美学芸術学
  • 東京大学, 人文社会系研究科, 美学芸術学

委員歴

  • 2016年10月 - 2021年09月
    書評幹事, 美学会
研究活動情報

論文

  • ランシエールの美学——芸術による解放とその論理——
    櫻井一成
    精神科学, 2024年03月, 査読有り
    筆頭著者
  • ポール・リクールの哲学——人間の善き生と想像力——
    櫻井一成
    2022年10月, 査読有り
  • 啓蒙の方法としてのフィクション——フロイトの超自我論とリクールの解釈学——
    櫻井一成
    國學院雑誌, 2022年09月, 査読無し, 招待有り
  • フロネシスと反省的判断——アーレントとリクールにおける美的判断力の再倫理化——
    櫻井一成
    美学芸術学研究, 2022年03月, 査読有り
  • 芸は人なり L'art est l'homme même——小三治の消失をめぐる美学的考察
    櫻井一成
    ユリイカ, 2022年01月, 査読無し, 招待有り
  • アーレントの実存論と〈生の詩学〉は和解できるか——「活動的生」の類型論の批判的再構成——
    櫻井一成
    美学, 2019年06月, 査読有り
  • リクールの悪論——情念と幸福の困難——
    櫻井一成
    美学芸術学研究, 2016年03月, 査読有り
  • 人間の自由と物語——『意志的なものと非意志的なもの』と『時間と物語』の交叉的読解を通じたリクール哲学の研究
    櫻井一成
    美学, 2014年06月, 査読有り
  • リクールの精神分析論——自己理解の解釈学の展開における因果性と客観性
    櫻井一成
    美学芸術学研究, 2014年03月, 査読有り
  • 物語と企投としての自己理解——リクールの「経験の前−物語的構造」概念をめぐって——
    櫻井一成
    美学芸術学研究, 2012年03月, 査読有り
  • リクールの解釈学——詩的言語から企投としての自己理解へ——
    櫻井一成
    美学, 2011年12月, 査読有り
  • リクールの想像力論——カント受容の観点から——
    櫻井一成
    シェリング年報, 2011年11月, 査読有り
  • ポール・リクールの解釈学——詩的言語の解釈と自己理解の結びつき——
    櫻井一成
    修士論文, 2008年12月, 査読有り

書籍等出版物

  • 落語と学問する
    森本, 淳生; 鈴木, 亘; 足立, 和彦; 角尾, 宣信; 中田, 健太郎; 石井, 美保; 藤原, 辰史; 池野, 拓哉; 櫻井, 一成
    水声社, 2025年03月
    9784801008489
  • ポール・リクールの哲学 : 人間の善き生と想像力
    櫻井, 一成, 単著
    水声社, 2025年03月
    9784801008496
  • 美学の事典
    美学会編, 分担執筆, ナラトロジー
    丸善出版, 2020年12月, 査読無し
  • ナラトロジー
    分担執筆, 美学会編『美学の事典』
    丸善出版, 2020年12月
  • 「想像力」「物語的自己同一性」「時間制のアポリア／第三の時間」「フィクション物語（小説）」「ヴィシー・シンドローム」「意志的なものと非意志的なもの」
    分担執筆, 鹿島徹・越門勝彦・川口茂雄編『リクール読本』
    法政大学出版局, 2016年07月
  • 芸術批評における理由
    西村清一編・監訳『分析美学基本論文集』, 単訳, ポール・ジフ
    勁草書房, 2015年08月

講演・口頭発表等

  • 落語と／の教育
    櫻井一成
    人文研アカデミー2024シンポジウム「落語と学問する！」 2025年3月27日, 2025年03月, 招待有り
  • 芸術と解放——ジャック・ランシエールの哲学
    櫻井一成
    日本大学哲学会 第72回学術研究発表会, 2022年12月, 通常論文
  • 反省的判断力を倫理化する――アーレントからリクールへ――
    櫻井一成
    令和２年度第３回美学会東部会例会, 2020年09月, 東京大学
  • アーレントの実存論と〈生の詩学〉は和解できるか――「活動的生」の類型論の批判的再構成――
    櫻井一成
    平成３０年度第２回美学会東部会例会, 2018年07月, 慶応義塾大学
  • 実存の美学と物語的アイデンティティ論の相関可能性――アーレントの実存論を手がかりに――
    櫻井一成
    第６８回日本倫理学会大会, 2017年10月, 弘前大学
  • Opaqueness of Self and Narrative: A Study of Philosophical Anthropology of Paul Ricœur
    Issei SAKURAI
    20th International Congress of Aesthetics, 2016年07月, Seoul University
  • リクールの悪論――人間の非合理性と情念、あるいは幸福の困難――
    櫻井一成
    第２５回日本シェリング協会年次大会, 2016年07月, 京都産業大学
  • 物語と人間の自由——『時間と物語』と『意志的なものと非意志的なもの』の交叉的読解を通じたリクール哲学の研究――
    櫻井一成
    第６４回美学会全国大会, 2013年10月, 東京藝術大学
  • リクールの想像力論――カント哲学受容の観点から――
    櫻井一成
    第１９回日本シェリング協会年次大会, 2010年07月, 神奈川大学
  • リクール解釈学の統合的理解の試み――解釈における時間と想像力――
    櫻井一成
    第６０回美学会全国大会, 2009年10月, 東京大学
  • ポール・リクールの解釈学――文学作品の解釈と可能性――
    櫻井一成
    第５８回美学会全国大会「若手研究者フォーラム」, 2007年10月, 北海道大学

所属学協会

  • 美学会