乙黒 麻記子

理工学部 一般教育准教授

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  • プロフィール

    芸術・文化, 英語文学, 主に19世紀半ばから20世紀半ばにかけての、南太平洋を舞台とした英語文学を研究しています。対象作家はSomerset Maugham、R. L. Stevensonなどです。

学位

  • 博士(文学), 大阪大学

研究キーワード

  • サマセット・モーム
  • ロバート・ルイス・スティーヴンソン
  • 南海物
  • 南太平洋の英語圏文学
  • 冒険小説
  • 教養小説

研究分野

  • 人文・社会, ヨーロッパ文学, ヨーロッパ語系文学

経歴

  • 2018年04月 - 現在
    日本大学理工学部, 一般教育教室, 准教授
  • 2011年04月 - 現在
    日本大学理工学部 助教
  • 2009年04月 - 2011年03月
    茨城工業高等専門学校 講師

学歴

  • 2003年04月01日 - 2008年03月23日
    大阪大学, 文学研究科, 英米文学専門分野
  • 2003年04月 - 2008年03月
    大阪大学, 文学研究科, 英米文学専門分野
  • 1997年04月 - 2001年03月
    大阪大学, 文学部, 人文学科

論文

  • サマセット・モームの『片隅の人生』における日本人潜水夫の表象
    乙黒 麻記子
    南半球評論, 2024年03月, 査読有り, 通常論文
  • R. M. BallantyneのThe Coral IslandとR. L. StevensonのThe Ebb-Tideに見る"roving"な主人公たちについて
    乙黒 麻記子; オトグロ マキコ
    Osaka Literary Review, 2017年01月, 査読有り, 通常論文
  • R. L. Stevensonの“Something in It”における曖昧な結末について
    乙黒 麻記子
    日本大学理工学部一般教育教室彙報, 2016年04月, 査読有り
    筆頭著者
  • R. M. Ballantyneの三部作における"womanliness": The Coral Island, The Gorilla Hunters, The Island Queen 再考
    乙黒 麻記子
    日本大学理工学部一般教育教室彙報, 2012年09月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • 「私」の目覚めと女の呪い―サモア女性の教養小説
    乙黒 麻記子
    『言語文化研究』(静岡県立大学短期大学部静岡言語文化学会), 2011年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • "Just Let Me Dress Myself": Villette as a Female Quest Romance
    『関西英文学研究』(日本英文学会関西支部), 2008年12月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • Creators of Paradise: Representations of Samoa in Somerset Maugham's "The Pool"
    Nakai Makiko
    『待兼山論叢』(大阪大学文学部), 2006年12月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • Representations of Rooms in Somerset Maugham's Semi-Autobiographical Novels
    『中国四国英文学研究』(日本英文学会中国支部), 2006年10月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • The Defective Copy of God: Imitative Acts in Of Human Bondage
    Nakai Makiko
    Osaka Literary Review, 2004年12月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ‘The Faculty for Myth’: The Narrative Strategy of The Moon and Sixpence
    Nakai Makiko
    Osaka Literary Review, 2003年12月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者

MISC

  • モームの周辺から
    乙黒 麻記子
    Cap Ferrat(日本モーム協会会誌), 2011年03月25日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • The Heroにおけるモームのイギリス批判
    乙黒麻記子
    Cap Ferrat (日本モーム協会会誌), 2009年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者

書籍等出版物

  • 移動する英米文学
    石田久; 服部典之, 共著, 『人間の絆』の本国に留まる主人公について
    英宝社, 2013年12月, 査読有り
  • 英文学の可能性:玉井暲教授退職記念論文集
    玉井暲教授退職記念論文集刊行会, 共著, 『かいじゅうたちのいるところ』に見る内と外の不可分性
    英宝社, 2010年03月, 査読有り
  • 〈異界〉を創造する:英米文学におけるジャンルの変奏
    玉井暲、新野緑, 共著, 詐欺師の楽園ースティーブンソン「ファレサの浜」における異界創造と転覆
    英宝社, 2006年11月, 査読有り

講演・口頭発表等

  • ★サマセット・モームと南海の日本人―戦間期を中心に
    乙黒 麻記子
    オーストラリア・ニュージーランド文学会2021年度オンライン研究大会, 2022年07月, オーストラリア・ニュージーランド文学会, 通常論文
  • e-learningによる語彙学習の効果: CST英単語コンテストの結果から
    秋庭大悟、鈴木孝、ジョセフ・ファラウト、中村文紀、ジョナサン・ハリソン、乙黒麻記子、丸聡弘
    第63回日本大学理工学部学術講演会, 2019年12月
  • e ポートフォリオによる自主学習のサポートの有効性とその課題
    秋庭大悟、谷岡朗、鈴木孝、ジョセフ・ファラウト、中村文紀、ジョナサン・ハリソン、乙黒麻記子、内堀奈保子
    第60回日本大学理工学部学術講演会, 2016年12月
  • Somerset Maughamの南海物における病の表象
    日本モーム協会第14回講演会, 2016年10月, 通常論文
  • 入学後半年間に見られる一年生の英語力の推移について
    乙黒麻記子、谷岡朗、鈴木孝、ジョセフ・ファラウト、ルート・ヴァンバーレン、中村文紀、多惠基継、ジョナサン・ハリソン、内堀奈保子、秋庭大悟
    第59回日本大学理工学部学術講演会, 2015年12月
  • 電子メールサポートを利用したe-learning の活用,2012 年度「TOEIC 短期攻略講座」の成果から
    内堀奈保子、谷岡朗、鈴木孝、多惠基継、ジョセフ・ファラウト、ルート・ヴァンバーレン、中村文紀、ジョナサン・ハリソン、乙黒麻記子
    第58回日本大学理工学部学術講演会, 2014年12月
  • Somerset Maughamの"Rain"における「移動」する女たち
    日本英文学会第85回大会, 2013年05月, 通常論文
  • The Coral IslandとThe Ebb-Tideに見る南海物の形成と変容
    日本英文学会関西支部第7回大会, 2012年12月, 通常論文
  • モームとスティーヴンソン―南太平洋物を中心に
    日本モーム協会 第五回講演会, 2010年06月, 通常論文
  • モーリス・センダックのWhere the Wild Things Areにおける内と外
    阪大英文学会第42回大会, 2009年11月, 通常論文
  • 『人間の絆』における教養小説的構造の破綻
    日本英文学会 第77回大会, 2009年05月, 通常論文
  • 表象と自己の狭間で―Sia Figiel のWhere We Once Belongedにおける自己覚醒
    テクスト研究会 第8回大会, 2008年08月, 通常論文
  • Lucy Snoweの冒険―Villetteにおけるクエスト・ロマンス的要素
    日本英文学会関西支部 第2回大会, 2007年12月, 通常論文
  • モームの部屋―サマセット・モーム作品における部屋の表象
    日本英文学会中国四国支部 第58回大会, 2005年10月, 通常論文
  • 「楽園」の建設者達―Somerset Maughamの"The Pool"に見るサモア表象
    日本英文学会 第77回大会, 2005年05月, 通常論文

所属学協会

  • 2016年07月 - 現在
    オーストラリア・ニュージーランド文学会
  • 2014年06月 - 現在
    日本ヴィクトリア朝文化研究学会
  • 2007年11月 - 現在
    日本モーム協会
  • 2003年05月 - 現在
    日本英文学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 南太平洋英語文学の変遷:19世紀半ばから現代まで
    2012年04月 - 2015年03月