石田 教子

経済学部(専門)教授

プロモーション

  • プロフィール

    経済学史, 19世紀末から20世紀初頭のアメリカ経済学史が狭義の専門です。進化経済学、経済学方法論にも深い関心を抱いています。

学位

  • 博士(経済学), 中央大学, 2012年03月
  • 修士(経済学), 中央大学, 2001年03月

研究キーワード

  • プラグマティズム
  • 文明史
  • 効率性
  • 技術者
  • 平和
  • 人間本性
  • 進化
  • アメリカ
  • 19世紀末
  • 制度主義
  • 進化経済学
  • ヴェブレン

研究分野

  • 人文・社会, 経済学説、経済思想, 経済学説・経済思想

経歴

  • 2023年04月 - 現在
    日本大学, 経済学部, 教授
  • 2005年04月 - 現在
    中央大学, 経済研究所, 客員研究員
  • 2021年04月 - 2024年03月
    明治大学, 政治経済学部, 兼任講師
  • 2014年04月 - 2023年03月
    日本大学, 経済学部, 准教授
  • 2018年07月 - 2019年06月
    Carleton College, Department of Economics, Visiting Scholar
  • 2013年09月 - 2017年08月
    日本女子大学, 家政学部, 非常勤講師
  • 2009年04月 - 2014年03月
    日本大学, 経済学部, 専任講師
  • 2005年04月 - 2009年03月
    日本大学, 経済学部, 助手

学歴

  • 2001年04月 - 2005年03月
    中央大学, 大学院 博士課程(後期), 経済学専攻
  • 1999年04月 - 2001年03月
    中央大学, 大学院 博士課程(前期), 経済学専攻
  • 1995年04月 - 1999年03月
    日本大学, 経済学部, 経済学科

委員歴

  • 2023年04月 - 現在
    幹事, 経済学史学会
  • 2023年04月 - 現在
    関東部会幹事, 経済学史学会
  • 2019年04月 - 現在
    企画交流委員, 経済学史学会
  • 2021年04月 - 2023年03月
    幹事, 経済学史学会
  • 2016年04月 - 2018年03月
    『経済学史研究』編集委員, 経済学史学会
  • 2015年04月 - 2016年03月
    大会組織委員, 経済学史学会

論文

  • ★労働と所有:ヴェブレン制度進化論の起点を探る
    石田教子
    『季刊経済理論』, 2023年10月, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ★ヴェブレン顕示的消費論の射程:「品位ある水準」の概念をめぐって
    石田教子
    『経済集志』, 2022年09月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★Thorstein Veblen on economic man: toward a new method of describing human nature, society, and history
    Noriko Ishida
    Evolutionary and Institutional Economics Review, 2021年09月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • ★ヴェブレンの進化論的経済学における機械論の位置
    石田教子
    『経済集志』, 2014年10月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★若きヴェブレンのカント『判断力批判』研究─進化論的経済学のルーツをたどる─
    石田教子
    『経済集志』, 2014年07月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★ヴェブレンの進化論的経済学における目的論の位置
    石田教子
    『経済学論纂』, 2012年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★初期ヴェブレンの経済学方法論─科学的思考と実践的指針の間─
    石田教子
    博士論文(中央大学,経博乙第56号,乙第415号), 2012年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • ★進化思想とヴェブレンの経済学構想─近年の諸研究に関するサーベイ─
    石田教子
    『紀要』, 2009年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンの文明史における機械の論理と人間の本性
    石田教子
    『進化経済学会 第18回金沢大会 発表論文集』, 2014年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンとアダム・スミスの自然法思想─経済学の方法をめぐって─
    石田教子
    『中央大学経済研究所年報』, 2008年10月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンとアダム・スミスの経済学─『国富論』第1編価値論を中心に─
    石田教子
    『経済集志』, 2008年07月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンによるイギリス経済思想史解釈の意義─進化論的経済学の位置をめぐって─
    石田教子
    『経済学史研究』, 2007年12月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • J. ボナーと経済学の諸前提─功利主義批判の背景にある諸論点をめぐって─
    石田教子
    『中央大学経済研究所年報』, 2007年10月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • J. ボナーにおける経済学と進化論─『哲学と政治経済学』と19世紀末における方法論的課題─
    石田教子
    『経済集志』, 2007年01月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンと経済学の方法─19世紀末における方法論的議論を中心に─
    石田教子
    『大学院研究年報』(経済学研究科篇), 2005年02月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンのカント解釈および彼の進化論的経済学
    石田教子
    『経済学論纂』, 2004年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ソースタイン・ヴェブレンとダーウィンの進化論
    石田教子
    『大学院研究年報』(経済学研究科篇), 2003年02月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ソースタイン・ヴェブレンの顕示的消費論と革新─『有閑階級の理論』の一側面─
    石田教子
    『大学院研究年報』(経済学研究科篇), 2002年02月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者

MISC

  • ★Labor and Ownership: Reconsidering the Starting Point of Veblen's Theory of Institutions (Article Summaries)
    石田教子
    Political Economy Quarterly, 2023年10月20日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ★ヴェブレンの所有権論の意義:制度進化論の起点の再考
    石田教子
    『経済学史学会ニュース』, 2023年01月30日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★Samuel Barbour, James Cicarelli, and J. E. King, A History of American Economic Thought: Mainstream and Crosscurrents. London and New York: Routledge, 2018, xi+258 pp.
    石田教子
    The History of Economic Thought, 2020年01月25日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ★ヴェブレンの人類学的知見に関するノート
    石田教子
    『経済集志』, 2017年01月20日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ★学会・研究会レビュー(第13回)経済学史学会第80回大会を振り返って
    小峯 敦; 石田教子
    『経済セミナー』, 2016年08月, 査読無し, 招待有り
  • ★稲上毅『ヴェブレンとその時代─いかに生き,いかに思索したか』新曜社,2013年,706頁
    石田教子
    『経済学史研究』, 2015年01月25日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ★Tilman, Rick, Thorstein Veblen and His European Contemporaries, 1880-1940: A Study of Comparative Sociologies. Lewiston, New York: Edwin Mellen Press, 2011, xiii+485 pp.
    石田教子
    『経済学史研究』, 2014年07月25日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ★Tilman, Rick: Thorstein Veblen and the Enrichment of Evolutionary Naturalism. Columbia: University of Missouri Press, 2007, xxii+344 pp.
    石田教子
    『経済学史研究』, 2009年07月25日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • ヴェブレンの経済学方法論と文明史観
    石田教子
    『経済学史学会 第76回全国大会 大会報告集』, 2012年04月01日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンとダーウィニズム─人間行為論を中心に─
    石田教子
    『経済学史学会 第71回全国大会 大会報告集』, 2007年05月01日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • ヴェブレンとカントの目的論
    石田教子
    『経済学史学会 第68回全国大会 大会報告集』, 2004年05月01日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者

書籍等出版物

  • ★『愉楽の経済学:マルサスの思想的水脈を辿って』
    柳田芳伸, 共著, 第7章 ゆたかさと不平等分配:ヴェブレンにおける「品位の標準」が意味するもの
    昭和堂, 2023年05月
    9784812222164
  • ★『経済学史入門:経済学方法論からのアプローチ』
    久保真; 中澤信彦, 共著, 第7章 経済活動にとって制度はいかなる意味で本質的か:ヴェブレン、ミッチェル、クラークおよびタグウェル, 久保真,中澤信彦
    昭和堂, 2023年04月
    9784812222133
  • ★『戦争と平和の経済思想』
    小峯敦, 共著, 第4章 ヴェブレンの平和連盟構想:大戦争と未完のプロジェクト
    晃洋書房, 2020年03月
    9784771033061
  • ★『経済学方法論の多元性 : 歴史的視点から』
    只腰親和; 佐々木憲介, 共著, 第9章 「経済人」という人間本性概念を乗り越える:ヴェブレンの経済学リハビリテーション・プラン
    蒼天社出版, 2018年07月, 査読無し
    9784909560254
  • ★『功利主義と社会改革の諸思想』
    音無, 通宏, 共著, 「第6章 ヴェブレンと功利主義:人間行為論を中心に」
    中央大学出版部, 2007年03月
    9784805722374

講演・口頭発表等

  • ★日本大学図書館経済学部分館所蔵ケネー『経済表』第3版について
    石田教子
    日仏経済学会 2024年度全国大会, 2024年12月
  • ★戦間期アメリカにおける制度主義運動と自由貿易論:1917年におけるヴェブレンの平和構想との比較
    石田教子
    第26回アメリカ経済思想史研究会, 2024年11月, 通常論文
  • ★ヴェブレンの所有権論の意義: 制度進化論の起点の再考
    石田教子
    2022年度 経済学史学会 関東部会, 2022年12月, 経済学史学会関東部会事務局, 通常論文
  • ★ヴェブレンにおける恒久平和と自由貿易:調査委員会宛の覚書を手がかりに
    石田教子
    第23回 アメリカ経済思想史研究会, 2019年11月, 通常論文
  • ★Thorstein Veblen on Principles of Free Trade
    石田教子
    46th Annual Meetings of the History of Economics Society, 2019年06月, History of Economics Society, 通常論文
  • ★Methodological Implications of Thorstein Veblen’s Theory of Human Nature: Why Should We Modify the Concept of “Economic Man”?
    石田教子
    History of Economic Thought Society of Australia Conference 2017, 2017年09月, History of Economic Thought Society of Australia, 通常論文
  • ★ヴェブレンの文明史における機械の論理と人間の本性
    石田教子
    第18回 進化経済学会, 2014年03月, 通常論文
  • ★ヴェブレンの文明史における機械の論理と人間の本性
    石田教子
    日本経済国際共同研究センター(CIRJE)政治経済学ワークショップ, 2014年02月, 通常論文
  • ★ヴェブレンの経済学方法論と文明史観
    石田教子
    経済学史学会 第76回全国大会, 2012年05月, 通常論文
  • ★ヴェブレンとダーウィニズム─人間行為論を中心に─
    石田教子
    経済学史学会 第71回全国大会, 2007年05月, 通常論文
  • ★ヴェブレンとカントの目的論
    石田教子
    経済学史学会 第68回全国大会, 2004年05月, 通常論文
  • ゆたかさと不平等分配:ヴェブレンの「品位ある水準」論
    石田教子
    『「愉楽の標準」と経済学者たち』研究会, 2022年07月
  • 経済活動にとって制度はどのような意味で本質的か
    石田教子
    第45回 経済学方法論フォーラム, 2022年05月, 通常論文
  • ヴェブレンの生活水準論
    石田教子
    第42回 経済学方法論フォーラム, 2021年04月, 通常論文
  • 合評会:只腰親和・佐々木憲介編(2018)『経済学方法論の多元性:歴史的視点から』蒼天社出版 執筆者リプライ
    原谷直樹; 上宮智之; 久保真; 石田教子; 中澤信彦
    2019年度冬季 近代経済学史研究会, 2019年12月, 近代経済学史研究会, 通常論文
  • 「大戦争」とヴェブレンの未完の平和連盟構想
    石田教子
    「戦争と平和の経済思想」第5回研究会, 2019年09月, 通常論文
  • 「大戦争」とヴェブレンの国際的平和連盟の構想
    石田教子
    「戦争と平和の経済思想」第3回研究会, 2017年09月, 通常論文
  • ヴェブレン平和論の一断片─恒久平和のための対外貿易政策の方途─
    石田教子
    第31回 経済学方法論フォーラム, 2017年08月, 通常論文
  • 人類学と経済行動モデルの再考─ヴェブレンの経済学リハビリテーション・プラン─
    石田教子
    第28回 経済学方法論フォーラム, 2016年09月, 通常論文
  • 経済学における文化人類学的方法の応用─ヴェブレンと20世紀転換期アメリカを中心に─
    石田教子
    第24回 経済学方法論フォーラム, 2015年06月, 通常論文
  • ヴェブレンの経済学「再建」構想─文化人類学の経済学的応用の含意─
    石田教子
    経済学史研究会 第230回例会, 2015年04月, 通常論文
  • 稲上『ヴェブレンとその時代』におけるヴェブレン研究の新地平について─世紀転換期のアメリカとヴェブレンをどう捉えるか─
    石田教子
    第19回 アメリカ経済思想史研究会, 2013年10月, 通常論文
  • ヴェブレンの経済学方法論の再考─「事実問題」の意義をめぐって─
    石田教子
    第15回 経済学方法論フォーラム, 2012年03月, 通常論文
  • ヴェブレンにおける科学と実践の関係
    石田教子
    経済学史学会 若手研究者育成プログラム プレゼンテーション・クリニック東京, 2008年12月, 招待有り
  • 経済学における功利主義と進化論─ヴェブレンとボナー─
    石田教子
    経済学史学会 第1回 若手研究者育成プログラム, 2006年09月, 招待有り
  • ヴェブレンのイギリス経済思想史解釈─功利主義を中心にして─
    石田教子
    第12回 アメリカ経済思想史研究会, 2006年06月, 通常論文
  • ソースタイン・ヴェブレンと進化論─論争の整理に向けて─
    石田教子
    第8回 アメリカ経済思想史研究会, 2002年06月, 通常論文

担当経験のある科目_授業

  • 経済学方法論
    2024年04月 - 現在
    日本大学経済学部
  • 経済学史
    2022年04月 - 現在
    日本大学経済学部
  • 経済学史
    2016年04月 - 現在
    日本大学大学院
  • 制度派経済学
    2009年04月 - 現在
    日本大学経済学部
  • 近代経済学史
    2021年04月 - 2024年03月
    明治大学政治経済学部
  • 日本の社会
    2012年04月 - 2020年03月
    日本大学経済学部
  • 経済学の歴史
    2013年04月 - 2017年03月
    日本女子大学家政学部

所属学協会

  • 2018年12月 - 現在
    History of Economics Society
  • 2017年01月 - 現在
    Association for Evolutionary Economics
  • 2014年03月 - 現在
    進化経済学会
  • 2004年04月 - 現在
    経済学史学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 哲学なき経済学は可能か―経済学方法論からのアプローチ
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 2017年04月 - 2020年03月
    只腰親和
  • ヴェブレンの経済学再建構想の検討:生物学,人類学および優生学との学際的相関の論理
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 2016年04月 - 2020年03月
    石田教子
  • 戦争と平和の経済思想~経済学の浸透は国際紛争を軽減できるか
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 2016年04月 - 2020年03月
    小峯敦
  • ヴェブレンの経済思想の再評価:その経済学方法論と経済理論の統合的理解に向けて
    日本学術振興会, 研究活動スタート支援, 2013年08月 - 2015年03月
    石田教子
  • 経済の変化とその対応
    平成18年度 日本大学経済学部経済科学研究所 共同研究A, 2006年 - 2007年
    塚本隆夫