三谷 文栄

法学部 新聞学科准教授

学位

  • 学士(新聞学), 上智大学, 2007年03月
  • 修士(法学), 慶應義塾大学, 2009年03月
  • 博士(法学), 慶應義塾大学, 2017年10月

研究キーワード

  • 政治コミュニケーション
  • マス・コミュニケーション
  • ジャーナリズム
  • 外交政策
  • 東アジア

研究分野

  • 人文・社会, 社会学, 社会学
  • 人文・社会, 政治学, 政治学
  • 人文・社会, 国際関係論, 国際関係論

経歴

  • 2020年10月 - 現在
    日本大学, 法学部, 准教授
  • 2019年10月 - 2020年09月
    日本大学, 法学部, 専任講師
  • 2018年04月 - 2019年09月
    日本大学, 法学部, 助教
  • 2014年04月 - 2018年03月
    慶應義塾大学, メディア・コミュニケーション研究所, 研究員

委員歴

  • 2021年07月 - 2023年06月
    企画委員, 日本メディア学会(旧:日本マス・コミュニケーション学会)
  • 2019年07月 - 2021年06月
    編集委員, 日本マス・コミュニケーション学会
  • 2018年 - 2018年
    英文ジャーナル(Asian Journal of Journalism and Media Studies)編集委員, 日本マス・コミュニケーション学会

受賞

  • 公益財団法人電気通信普及財団, テレコム人文学・社会科学賞 奨励賞
    『歴史認識問題とメディアの政治学:戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析 』

論文

  • 「復興」をめぐるメディアと政治:メディア・イベント論の観点から
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2023年03月
  • ジャーナリズムと「感情の政治」
    三谷文栄
    法学研究, 2021年03月, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • Populism and News Sources in Election Coverage: Cases of Elections for Lower House in 2012 and Upper House in 2013
    Mitini; F.
    Keio Communication Review, 2020年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • メディア・イベントと異議申し立て活動の報道
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2019年09月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • メディア・ポピュリズム論の再検討――その現代的展開と分析枠組みの構想に向けて――
    三谷文栄
    政経研究, 2019年07月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • Whose voices are reflected in the news?—An analysis of newspaper articles on the comfort women issue in 2013
    Mitani; F.
    Keio Communication Review, 2019年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • メディア・イベント論における「分裂」機能に関する一考察
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2019年02月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • 外交政策と政治コミュニケーション――戦後日韓関係における歴史認識問題を事例に――
    三谷文栄
    2017年10月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • 福島原発事故をめぐるメディア言説の変容 : 毎日新聞社説(2011-2013年)を対象として
    大賀 哲; 山腰 修三; 三谷 文栄; 石田 栄美; 冨浦 洋一
    メディア・コミュニケーション : 慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所紀要, 2017年03月, 査読有り, 通常論文
  • NHK Coverage on the Designated Secrets Law in Japan: “Indexing” Political Debate in the Diet
    Mitani; F.
    Keio Communication Review, 2015年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • 外交政策とメディア、世論に関する一考察:W. リップマンの『世論』を手掛かりに
    三谷文栄
    メディア・コミュニケーション, 2014年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • Media Discourse on the Japanese History Textbook Controversy of 1982: From the Perspective of Foreign Policy and Media Frame
    Mitani; F.
    GSTF Journal on Media & Communications, 2013年03月, 査読有り, 通常論文
  • CNN効果論の展開と動向:フレーム概念をめぐる一考察
    三谷文栄
    メディア・コミュニケーション, 2013年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • Media Frame Analysis on Japanese History Textbook Controversy in 1982: From a Perspective of Foreign Policy and Media
    Mitani; F.
    Proceedings of the Annual International Conference on Journalism & Mass Communications, 2012年12月, 査読有り, 通常論文
  • 対外政策とメディア:「正当化」の観点からの一考察
    三谷文栄
    メディア・コミュニケーション, 2012年03月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • 日韓国交正常化交渉をめぐるメディア言説の変遷:政治的正当化とフレーム分析の観点から
    三谷文栄
    法学政治学論究, 2011年12月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者
  • 日本の対外政策決定過程におけるメディアの役割:2007年慰安婦問題を事例として
    三谷文栄
    マス・コミュニケーション研究, 2010年08月, 査読有り, 通常論文
    筆頭著者

MISC

  • (書評)『<声なき声>のジャーナリズムーーマイノリティの意見をいかに掬い上げるか』
    図書新聞, 2024年10月19日
  • (海外研究動向/英語圏)社会科学の学術誌における脱西欧化の一般化
    三谷 文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2024年03月, 査読無し
    筆頭著者
  • (海外研究動向/英語圏)誤情報とメディア不信:COVID-19とウクライナ危機
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2023年03月, 査読無し
    筆頭著者
  • 著者リプライ
    三谷文栄
    三田社会学, 2022年07月, 査読無し
  • (海外研究動向/英語圏)新型コロナウイルス感染症をめぐるメディア言説をどう分析するのか?
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2022年03月
  • Book Review: Emotions, Media and Politics, Karin Wahl-Jorgensen, Polity Press, Cambridge, 2019, 220 pages
    Fumie MITANI and Shuzo YAMAKOSHI
    Keio Communication Review, 2022年03月
  • Researcher's Eye 現実と研究のはざまで
    三田評論, 2021年05月, 査読無し, 招待有り
  • (海外研究動向/英語圏)政治コミュニケーション研究におけるデータ利用の可能性:大統領選と偽情報
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2021年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • (海外研究動向/英語圏)ジャーナリズム研究の諸問題
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2020年03月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • (書評)P.W.シンガー、エマーソン.T.ブルッキング著(小林由香利訳)『「いいね!」戦争――兵器化するソーシャルメディア』
    三谷文栄
    国際安全保障, 2019年12月, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • (海外研究動向)米国の政治コミュニケーション研究の今日的課題
    三谷文栄
    ジャーナリズム&メディア, 2019年02月, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • 1980年代における国際報道とテレビ・ジャーナリズム
    三谷文栄
    2015年09月, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者

書籍等出版物

  • ★ソーシャルメディア時代の「大衆社会」論――「マス」概念の再検討
    津田正太郎; 烏谷正幸; 山口仁; 山腰修三編著, 分担執筆, 第4章 現代社会におけるマス・コミュニケーションと感情
    ミネルヴァ書房, 2024年
  • ★歴史認識問題とメディアの政治学――戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析
    単著, 三谷 文栄
    勁草書房, 2021年06月
  • ★メディアと感情の政治学(翻訳)
    三谷文栄・山腰修三, 共訳, 序章、第2章、第4章、第5章、終章, カリン・ウォール=ヨルゲンセン
    勁草書房, 2020年11月
  • ★Routledge International Handbook on Electoral Debates
    Julio Juárez-Gámiz; Christina Holtz-Bacha; Alan Schroeder, 共著, Chapter 21 "Transformation of the Electoral Debate in Japan: Its Content and Context ", Julio Juárez-Gámiz; Christina Holtz-Bacha; Alan Schroeder
    Routledge, 2020年05月
  • The COVID-19 Pandemic and Risks in East Asia: Media, Social Reactions, and Theories
    Shuzo Yamakoshi and Fumie Mitani, 分担執筆, Chapter 8 Mediated Experience of the COVID-19 Pandemic and the Politics of Emotion in Japan, Nobuto Yamamoto (ed.)
    Routledge, 2022年11月
  • 入門メディア社会学
    分担執筆, 第8章 メディア・イベント論の新たな拡がり――デジタルメディア環境における社会的「統合」と「分断」――, 井川充雄・木村忠正編
    ミネルヴァ書房, 2022年09月
  • 対立と分断の中のメディア・政治ーー日本・韓国・インドネシア・ドイツーー
    分担執筆, 第1章 「統合」と「分断」のメディア・イベントーー川崎ヘイトスピーチデモの報道を事例として, 山腰修三編
    慶應義塾大学出版会, 2022年04月
  • 共生社会の再構築Ⅲ 国際規範の競合と調和
    大賀哲; 中野涼子; 松本佐保編, 分担執筆, 第10章 1990年代の慰安婦問題をめぐるメディア・フレームの競合, 大賀哲・中野涼子・松本佐保編
    法律文化社, 2020年02月
  • メディア・社会・世界-デジタルメディアと社会理論-(翻訳)
    ニック・クドリー, 単訳, 第3章 儀礼および社会的形式としてのメディア, ニック・クドリー
    慶應義塾大学出版会, 2018年11月, 査読無し
  • 戦後日本のメディアと原子力問題―原発報道の政治社会学
    山腰修三編, 分担執筆, 第4章 原発輸出政策をめぐるメディア言説の編制──外交政策・メディア・世論, 山腰修三編
    ミネルヴァ書房, 2017年03月, 査読無し
  • 大震災・原発とメディアの役割―報道・論調の検証と展望
    河井孝仁; 山腰修三; 大井眞二編, 分担執筆, 第4章 地球温暖化対策としての原発:京都議定書をめぐるマス・メディア報道の分析, 河井孝仁、 山腰修三、 大井眞二編
    公益財団法人新聞通信調査会, 2013年01月, 査読無し
  • マス・コミュニケーション研究
    デニス・マクウェール, 単訳, 第13章 マス・メディアの内容:分析の問題点、概念、方法 (翻訳), デニス・マクウェール
    慶應義塾大学出版会, 2010年04月, 査読無し

講演・口頭発表等

  • 偽情報と感情の政治学
    三谷文栄
    慶應法学会2024年大会「偽情報」, 2024年06月, 招待有り
  • 「復興」をめぐるメディアと政治――メディア・イベント論の観点から――
    三谷文栄
    シンポジウム「復興を問い続ける~終わりなき震災報道~」, 2023年02月, 日本大学新聞学研究所
  • 責任論の位相:朝日新聞ー民主主義的コミュニケーションをめぐる危機とその批判
    山腰修三・三谷文栄
    政治社会学会研究セミナー, 2021年09月, 政治社会学会
  • デジタルメディア時代におけるメディアと民主主義:ヘイトスピーチデモをめぐるマスメディア報道とソーシャルメディアの反応
    三谷文栄
    デジタル時代における民主主義を考える有識者会議スピンオフ研究会, 2021年08月, 招待有り
  • Mediated Experience of the COVID-19 Pandemic and Politics of Emotion
    Shuzo YAMAKOSHI and Fumie MITANI
    KGRI International online conference, Risk Society and the Media in an Uncertain Age, 2021年02月, Keio Global Research Institute, 招待有り
  • 福島原発事故をめぐる「危機」と「責任」に関するメディア言説の分析―『朝日新聞』の社説を事例として
    山腰修三・三谷文栄
    政治社会学会, 2019年11月, 通常論文
  • Who Gets in the News?: A Case Study of Populist Party’s Campaigns in Japan
    Annual Meeting of American Political Science Association 2019, 2019年08月, American Political Science Association, 通常論文
  • Protest Movements as Media Event: the Disruptive Function and Hate Speech Movement in Japan
    Annual Conference on International Association for Media and Communications Research, 2019年07月, International Association for Media and Communications Research, 通常論文
  • Populism as Risk and Journalist's Sources in Japan: "Ordinary People" in Election Campaign Coverage
    Mitani; Fumie
    International Symposium "How to Approach Risk Society: Theories and Case Studies", 2019年03月, Keio University Global Research Institute, 招待有り
  • Populism and Voices in the Mass Media: How the Mass Media Reported People’s Voices on the Issue of Comfort Women in 2013
    International Conference of Asian Congress for Media and Communication, 2018年10月, 通常論文
  • Media Discourse On Human Rights Issue: A Case Of Comfort Women Issue During The 1990s
    International Conference on Multicultural Democracy, 2018年05月, 通常論文
  • Crisis Reporting Today: What Is “Risk” for Us?
    Fumie Mitani
    慶應義塾大学グローバルリサーチインスティチュート設立シンポジウム, 2016年12月, 通常論文
  • Transformation of Discourse on the Comfort Women Issue: Focusing on the First and Second Abe Administrations
    Fumie Mitani
    Annual Conference on International Association for Media and Communications Research, 2016年07月, 通常論文
  • NHK Coverage on the Designated Secrets Law in Japan: From Perspective of the Public Interest of NHK
    Fumie Mitani
    RIPE (Re-Visionary Interpretations of the Public Enterprise) Conference, 2014年08月, 通常論文
  • Transformation of Media Discourse on Comfort Women Issue in 1990s Japan: A Media Frame Analysis
    Fumie Mitani
    International Symposium on Designing Governance for Civil Society, 2013年02月, 通常論文
  • Media Frame Analysis on Japanese History Textbook Controversy in 1982: From a Perspective of Foreign Policy and Media
    Fumie Mitani
    Annual International Conference on Journalism & Mass Communications, 2012年12月, 通常論文
  • 歴史教科書問題をめぐるメディア・フレーム分析:外交政策とメディアの観点から
    三谷文栄
    日本マス・コミュニケーション学会, 2012年06月, 通常論文
  • R.M.エントマンのカスケード・モデルの検討:2007年慰安婦問題を事例として
    三谷文栄
    日本マス・コミュニケーション学会, 2009年10月, 通常論文
  • 2007年慰安婦問題におけるメディアの役割:対外政策決定過程の視点から
    三谷文栄
    三田社会学会, 2009年07月, 通常論文

所属学協会

  • 日本メディア学会(旧:日本マス・コミュニケーション学会)
  • 日本マス・コミュニケーション学会
  • 三田社会学会
  • International Association for Media and Communication Research
  • 慶應法学会
  • American Political Science Association

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 民主主義社会における「世論」のメディア表象
    2018年04月 - 2020年03月