吉田　一史美

生物資源科学部　一般教養専任講師

研究者情報

研究キーワード

  • 養子縁組
  • 生命倫理
  • 児童福祉
  • ジェンダー
  • 生殖医療

研究分野

  • 人文・社会, 地域研究, 米国
  • 人文・社会, 科学社会学、科学技術史
  • ライフサイエンス, 医療管理学、医療系社会学
  • 人文・社会, 哲学、倫理学, 生命倫理
  • 人文・社会, ジェンダー, 生殖

経歴

  • 2023年04月 - 現在
    日本大学, 生物資源科学部 一般教養, 専任講師
  • 2023年03月 - 現在
    日本大学, 生物資源科学部 諸課程（倫理学）, 専任講師
  • 2017年04月 - 2018年03月
    立命館大学大学院, 先端総合学術研究科, 研究指導助手
  • 2014年04月 - 2017年03月
    立命館大学, 衣笠総合研究機構, 専門研究員
  • 2010年04月 - 2013年03月
    日本学術振興会, 特別研究員（DC）

学歴

  • 2008年04月 - 2014年03月
    立命館大学大学院, 先端総合学術研究科, 一貫制博士課程 修了
  • 2004年04月 - 2008年03月
    中央大学, 法学部, 政治学科 卒業

委員歴

  • 2019年07月 - 2020年03月
    2019年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「妊娠を他者に知られたくない女性に対する海外の法・制度が各国の社会に生じた効果に関する調査研究」検討委員, 厚生労働省
  • 2018年07月 - 2019年03月
    2018年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「妊娠を他者に知られたくない女性に対する海外の法・制度に関する調査研究」検討委員, 厚生労働省
研究活動情報

受賞

  • 日本生命倫理学会, 若手論文奨励賞
    （論文「1950年代の日本における乳児の人体実験」に対して）
    吉田 一史美
  • 日本医学哲学・倫理学会, 第７回 奨励賞
    （論文「菊田医師事件と優生保護法改正問題：『産む自由』をめぐって」に対して）
    吉田 一史美
  • 中央大学法学部, 優秀論文賞 政治学
    （2007年度演習論文「慈善と養子をめぐる日本の精神的風土に関する一考察」に対して）
    吉田 一史美

論文

  • ★Dr. Kikuta’s Adoption Movement and Campaigns to Amend the Eugenic Protection Act: On Reproductive Freedom to Give Birth
    Kashimi Yoshida
    Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, 2022年03月, 査読有り, 招待有り
    筆頭著者
  • ★米国のInfant Safe Haven Laws：新生児の生命保護をめぐる政策と課題
    吉田 一史美
    立命館人間科学研究, 2017年06月, 査読無し, 通常論文
  • ★1950年代の日本における乳児の人体実験
    吉田 一史美
    生命倫理, 2016年09月, 査読有り, 通常論文
  • ★第二次大戦前後の日本における乳児の生命保護：産婆による乳児保護から児童福祉へ
    吉田 一史美
    医学哲学 医学倫理, 2013年11月, 査読有り, 通常論文
  • ★菊田医師事件と優生保護法改正問題：「産む自由」をめぐって
    吉田 一史美
    医学哲学 医学倫理, 2011年11月, 査読有り, 通常論文
  • ★特別養子制度の成立過程：福祉制度の要請と特別養子制度の設計
    吉田 一史美
    立命館人間科学研究, 2009年08月, 査読有り, 通常論文

MISC

  • 〈書評〉近代日本の赤ちゃん審査会：生きた子どもの身体の陳列が媒介したもの――大出春江著『赤ちゃん審査会というメディア・イベント』
    吉田一史美
    週間読書人, 2022年07月, 招待有り
    筆頭著者
  • 〈書評〉 グレゴワール・シャマユー著『人体実験の哲学：「卑しい体」がつくる医学、技術、権力の歴史』
    吉田一史美
    図書新聞, 2019年03月16日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • 〈書評〉 ガート・ビースタ著『よい教育とはなにか：倫理・政治・民主主義』
    吉田一史美
    日本大学生物資源科学部 教職課程紀要, 2019年02月28日, 査読無し, 通常論文
    筆頭著者
  • 〈書評〉 伏見裕子著『近代日本における出産と産屋：香川県伊吹島の出部屋の存続と閉鎖』
    吉田一史美
    保険医療社会学論集, 2017年07月31日, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • 〈書評〉 土屋敦著『はじき出された子どもたち−社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学』
    吉田一史美
    新しい家族： 養子と里親制度の研究, 2014年10月, 査読無し, 招待有り
    筆頭著者
  • 〈翻訳〉 シャルロッテ・クロレッケ著「KinTra：デンマークの研究プロジェクトー子ども、身体、生命倫理が動くときー」
    吉田 一史美 訳
    生存学, 2014年03月, 査読無し, 通常論文

書籍等出版物

  • 養子縁組の再会と交流 のハンドブック：イギリスの実践から
    白井千晶; 吉田一史美; 由井秀樹, 共訳, リズ・トリンダー; ジュリア・フィースト; デイビッド・ハウ
    生活書院, 2019年06月
  • 由井秀樹編著『少子化社会と妊娠・出産・子育て』
    吉田 一史美, その他, 「第９章 養子縁組」, 吉田 一史美
    北樹出版, 2017年03月, 査読無し
  • 吉田一史美・由井秀樹編『生殖と医療をめぐる現代史研究と生命倫理』（生存学研究センター報告25）
    共編者(共編著者)
    立命館大学生存学研究センター, 2016年03月, 査読無し
  • 小門穂・吉田一史美・松原洋子編『生殖をめぐる技術と倫理：日本・ヨーロッパの視座から』（生存学研究センター報告22）
    吉田 一史美, 共編者(共編著者), 吉田 一史美
    立命館大学生存学研究センター, 2014年03月, 査読無し
  • 櫻井浩子・堀田義太郎編『出生をめぐる倫理：「生存」への選択』（生存学研究センター報告10）
    吉田 一史美, その他, 論文「こうのとりのゆりかご」と未婚母・婚外子：ドイツのBabyklappe、アメリカのSafe Haven Lawsとの比較から」, 吉田 一史美
    立命館大学生存学研究センター, 2009年12月, 査読無し

講演・口頭発表等

  • 米国の出生前診断・選択的中絶と障害児の養子縁組
    吉田一史美
    第30回日本生命倫理学会年次大会, 2018年12月, 日本生命倫理学会, 招待有り
  • Abandoned babies behind population policies in postwar Japan: Stigma created and challenged by laws and professionals
    Kashimi Yoshida
    International workshop "Population and reproduction in Japan: From the perspective of global history", 2018年07月, 通常論文
  • 米国の養子縁組制度とマイノリティ
    吉田一史美
    平成30年度日本大学学部連携ポスターセッション, 2018年07月, 日本大学, 通常論文
  • 1950年代の日本における乳児の人体実験
    吉田一史美
    第29回日本生命倫理学会年次大会, 2017年12月, 日本生命倫理学会, 招待有り
  • 米国のInfant Safe Haven Laws：新生児の生命保護をめぐる政策と課題
    吉田 一史美
    第14回 福祉社会学会大会, 2016年05月, 通常論文
  • 人工妊娠中絶と養子縁組をめぐる運動と論争（公募ワークショップ「生殖と医療をめぐる現代史研究と生命倫理」）
    第27回日本生命倫理学会年次大会, 2015年11月, 日本生命倫理学会, 通常論文
  • 1950〜60年代の日本の乳児保護における生命倫理：乳児の人体実験と未熟児養育医療
    吉田 一史美
    第26回 日本生命倫理学会年次大会, 2015年10月, 通常論文
  • History of Infant Adoption in Modern Japan: The Patriarchal Nature of Japanese Society
    吉田 一史美
    Annual International Conference on Interdisciplinary Legal Studies, 2015年03月, 通常論文
  • Loose Girls and Imperfect Babies: History and Trends of Abortion, Adoption and Sex Education in Japan
    吉田 一史美
    American Educational Studies Association (AESA) and International Association for Intercultural Education (IAIE) Joint Conference, 2014年10月, 通常論文
  • 終戦直後の日本における乳児の生命保護：寿産院事件を手がかりに
    吉田 一史美
    第31回日本医学哲学・倫理学会大会, 2012年11月, 通常論文
  • 菊田医師事件における優生保護法改正運動の影響：胎児の生命をめぐって
    吉田 一史美
    第29回日本医学哲学・倫理学会大会, 2010年10月, 通常論文

担当経験のある科目_授業

  • 生命と技術の倫理
    日本大学
  • 生命倫理学特講
    日本大学大学院
  • 倫理学概論 Ⅰ・Ⅱ
    日本大学
  • 倫理学の現在
    日本大学
  • 倫理学入門
    日本大学
  • 生命倫理
    日本大学
  • 生命科学と倫理
    立命館大学
  • 倫理学
    滋賀県立総合保健専門学校
  • 医療倫理，生命倫理
    日本バプテスト看護専門学校

所属学協会

  • 日本生命倫理学会
  • 日本医学哲学・倫理学会
  • 福祉社会学会
  • 日本保健医療社会学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 1950年代から1960年代の日本における子どもの人体実験に関する歴史研究
    日本学術振興会, 科研費（若手研究）, 2019年04月 - 2022年03月
    吉田 一史美
  • 米国における障害児の養子縁組に関する理論的研究
    日本学術振興会, 科研費（若手研究 (B) ）, 2016年04月 - 2018年03月
    吉田 一史美
  • 米国における出産女性と出生児の離別に関する現代史研究
    日本学術振興会, 科研費（研究活動スタート支援）, 2014年09月 - 2016年03月
    吉田 一史美
  • 人工妊娠中絶と養子制度の接点：菊田医師事件再考
    日本学術振興会, 特別研究員（DC１）, 2010年04月 - 2013年03月
    吉田 一史美